リサイクル燃料貯蔵株式会社　環境放射線監視状況（日報）

　 モニタリングポストは、原子力施設から放出された放射線量の変化をいち早く把握することを目的に、その場所の放射線量を「空気吸収線量率」単位：ﾅﾉｸﾞﾚｲ/時（nGy/h）として、リサイクル燃料備蓄センターの敷地境界付近に２基設置し、測定しています。

　 グレイ（Ｇｙ）は、放射線が物質に当たったとき、そのエネルギーが物質にどれだけ吸収されたか を表す単位で、シーベルト（Ｓｖ）は人体が放射線を受けたとき、その影響の度合いを表す単位です。 人体への放射線の影響を評価する際はシーベルト（Ｓｖ）を用います。
　　　　　※下記のとおり換算します。
　　　　　１ｎＧｙ／ｈ（ナノグレイ／毎時）
　　　　　≒１nＳｖ／ｈ（ナノシーベルト／毎時）
　　　　　＝0.001μＳｖ／ｈ（マイクロシーベルト／毎時）
　　　　　＝0.000001ｍＳｖ／ｈ（ミリシーベルト／毎時）

　 空気中には自然の放射性物質があります。雨や雪が降ると、空気中の自然の放射性物質が一緒に降ってきて地面にたまり、放射線の量が多くなります。 雪が積もってくると土から出ている放射線が雪にじゃまされて、モニタリングポストに届かなくなるので、放射線の量が少なくなります。
　 通常この地域では、約９～61nGy/h（ナノグレイ毎時）を示しています。