プレスリリース
横浜断層に関する追加調査の実施について
平成20年3月12日
東京電力株式会社
東北電力株式会社
リサイクル燃料貯蔵株式会社

 東京電力株式会社・東通原子力発電所1号機については、平成18年9月29日に原子炉設置許可申請を行い、現在、経済産業省による安全審査が行われています。
 東京電力株式会社の原子炉設置許可申請における断層の評価に関しては、地質調査等を実施するとともに、平成18年9月19日に改訂された耐震設計審査指針に基づいて、断層の活動性ならびに発電所敷地への影響について評価を実施しております。また、調査データの拡充のために地質調査の追加実施など必要な措置を講じてきておりますが、この過程において、活動性がないと評価していた断層の一部である横浜断層について、その活動性を確認するために、より一層の調査データの拡充が必要であると判断したことから、更なる地質調査を実施するとともに、改めて活動性について検討を実施することといたしました。(平成20年2月15日、東京電力お知らせ済み) 

 横浜断層の追加調査実施に関する東京電力株式会社の公表を踏まえ、東北電力株式会社およびリサイクル燃料貯蔵株式会社では、同断層の追加調査の実施について検討してまいりましたが、共通的な課題として合理的な調査を実施すべきとの観点から、3社共同で同断層の追加調査を実施することとしました。このたび、調査計画がまとまりましたので、お知らせいたします。

 調査計画につきましては別添のとおりですが、本調査では、横浜断層の活動性および同断層の深部構造等を把握するため、地下探査、ボーリング調査、トレンチ調査、および地表地質調査を3月14日より順次開始することとしています。

 なお、現在、東北電力株式会社においては、平成18年9月19日に改訂された耐震設計審査指針を踏まえ、東北電力株式会社・東通原子力発電所1号機の耐震安全性評価(バックチェック)を行っております。
 また、リサイクル燃料貯蔵株式会社においては、同指針に基づく耐震安全性評価を実施し、平成19年3月22日に「リサイクル燃料備蓄センター」の使用済燃料貯蔵事業許可申請を行い、経済産業省による安全審査が行われています。

以 上

添付資料:横浜断層に関する追加地質調査の概要について
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